1票の積み重ねで意識の低い政治家を排除する

1票の積み重ねで意識の低い政治家を排除する

近年、政治家のさまざまな問題行動が報道されています。もともと贈収賄や選挙違反などの問題行動をおこす政治家がいなかったわけではありませんが、近年報道されている政治家の問題行動は目に余ると思われている有権者も多いのではないでしょうか。

この記事では、意識の低い政治家の行動を例としてあげるとともに、選挙へ行くときに候補者を選ぶポイントについて紹介します。

熊本地震の視察にみる意識の低い政治家の問題行動

2016年4月に発生した「熊本地震」。地元熊本では死者247名、負傷者は2,783名、避難者数183,882名、被害総額は約4.6兆円にものぼるまさに大規模な災害で、今も多くの人々が仮設住宅での生活を余儀なくされています。

日本は地震や台風などの自然災害が発生しやすいこともあり、自身の自治体でこのような災害が発生した場合の対策を検討するために被災地を視察する議員が多くいます。多くの議員は自身の政策、そして自治体の運営に活かすべくこのような被災地の視察を行っていることでしょう。しかしながら一体何をしにいったのかわからないような意識の低い視察を行っている議員も少なくないのが現状です。

次に示すのは、当店が事務所を構えている小田原の市議会議員が、震災から3ヶ月後の7月上旬に被災地である熊本と被災地に積極的な支援を行なった福岡市を2泊3日で視察した際の報告書です。

政治家からの情報発信に注目するホームページの重要性

この報告書を見る限り、新聞やテレビで報道されていた内容であり、実際に現地に行って自身の眼で見て、何をどのように政策や自治に活かそうとしているのかを知ることができません。むしろ実際に現地に行ったのかどうかも怪しいようにすら思えます。

少なくともこのような視察は公費を使って実施されています。つまり皆様の税金が使われています。また、他の自治体の議員が視察する場合、被災地である自治体の職員が、訪れた議員を案内するなどの対応を行うこともあります。つまり被災した自身の自治体の復興の手を止め、視察に訪れた議員の対応をすることになるのです。

このように、公費を使い被災地である自治体職員の手を割く以上、視察した議員は、視察内容をもとに学んだことを自身の自治体で活かす必要があるのです。

ほかにも、経費を不正に使用することや、自治体職員はもとより地域住民に対してセクハラ・パワハラを行うなど、さまざまな問題行動を起こす意識の低い政治家が少なからずいるのが事実です。しかし、このような意識の低い政治家を選挙で選んでしまったのも他ならぬ我々有権者自身です。

つまり有権者一人一人が選挙後も投票した政治家の実績や行動に関心をもち、次の選挙の際はそのようなレベルの低い政治家を排除することも重要な責任であると考えます。しかし、政治家がどのような実績をあげているかをどのように確認すればよいのか。それぞれの政治家が何をしていて、どの政治家に投票すべきかわからない人も少なくないのではないでしょうか。

政治家からの情報発信に注目するホームページの重要性

政治家からの情報発信に注目するホームページの重要性

議会傍聴や議員が開催する報告会、自治体の公報などで政治家の活動内容を知る事は可能ですが、これらだけでは政治家の実績をタイムリーに把握することに限界があります。そこで、議員自身のホームぺージを各判断材料としてご活用される事をオススメします。

ホームページは政治家のプロフィールからはじまり、近況・実績など情報発信の手段として、いまや多くの政治家が活用しています。一方でホームページすら開設していない政治家は有権者に自身のことや実績を公表する気持ちがないと言っても過言ではありません。

しかしながら、ホームページを開設すればそれでいいのでしょうか。例えば問い合わせフォームで有権者の声に耳を傾けることや、ホームページで自身の活動や実績をわかりやすく、マメに更新するなど有権者に知らせることも重要なポイントです。逆に選挙の時に開設したきりで全く更新がされていないホームぺージを運用している政治家は、形式的にホームページを開設し、放置することができる意識の低い政治家だといってもいいでしょう。

インターネットを日々活用されている有権者は、ぜひ議員のホームページを閲覧し投票の判断材料としていただければと考えます。

ではホームぺージを開設していない政治家についてはどのように調べればよいのでしょうか?

政治家の活動を知る議会のホームページの活用

いまやほとんどの自治体が議会ホームページを開設し、議会でどの議員がいつどのような質問を実施したのかを知ることができます。これによりホームぺージを持っていない議員がどのような活動をしているかを把握することも可能です。

選挙時にいくらマニフェストなどで良い事を書いていても、任期の4年間、一般質問すら行わないなど、まったく政治活動を行なっていない政治家を見つけることができるのです。

まとめ

日々忙しい中、政治家の行動まで把握するのは、大変なことかと思いますが、一人一人の行動が意識の低い政治家を排除する行動につながると考えます。

有権者が持つ一票の力は小さいかもしれません。しかし一人一人が政治家の活動に注目して、その結果を踏まえ選挙で一票を投じ、レベルの低い政治家を排除して頂ければと願います。