ITライセンスの管理

ITライセンスの管理

ITライセンスの管理はできていますか?

私たちは、普段コンピュータを使う中で、さまざまなソフトウェアを利用しています。これはMicrosoft Officeや財務会計ソフト、ウイルスソフトといったさまざまなアプリケーションソフトウェアだけでなく、Windows10などパソコンを購入したときにすでにインストールされているOSであっても、コンピュータとは独立したライセンスとなっています。本記事ではメーカーの知的財産であるソフトウェアライセンスを正しく使用するために気をつけたいライセンス管理のポイントについて解説します。

ソフトウェアライセンス契約とは

ソフトウェアライセンスを購入すると「使用権許諾契約書」がメーカーから発行されます。そして購入したユーザーはその「使用権許諾契約書」通りにソフトウェアを利用する義務が課せられるのです。むしろソフトウェアを購入するということはソフトウェアの所有権がメーカーからユーザーに譲渡されるのではなく、そのソフトウェアの使用権を一定の対価に基づいて購入すると解釈するのが正しいといえます。

これはOffice365などのクラウドサービスでも同様で「使用権許諾契約書」にしたがって、各メーカーの知的財産であるソフトウェアを適切に使用しないと、メーカーから違約金を請求されたり、場合により訴訟などの法的措置がなされるケースもあるのです。

使用権許諾とは

使用権許諾契約書
ソフトウェアの「使用権許諾契約書」には、利用する上でユーザーが守るべきさまざまな事柄が記述されています。例えば、勝手にソフトウェアのソースコードを書き換えたりすることなどが思い浮かびますが、まず一般のユーザーがそこまですることはありません。

むしろ、正規に許諾された人だけが許諾された数のライセンスだけを適切に使用し、勝手に第3者に渡したりライセンス購入数を越えたコンピュータにインストールして利用しないようにすることが義務として求められます。

各メーカーは開発などに多額の投資をしてソフトウェア製品を発売しているわけですから、いくら目に見えないとはいっても、その知的財産権を守るための契約条項を盛り込むことは当然といえます。

そのため一部の大企業等ではマイクロソフトをはじめIBM、オラクルといったソフトウェアメーカーが、各企業のソフトウェア利用状況を実際に監査して、違反事項があった場合には「使用権許諾契約書」に記載された条項にしたがって、違約金を請求するケースもあるのです。しかしながら使用権許諾にまつわる注意点はこれに止まりません。むしろ不正に流通されたソフトウェアライセンスを購入してしまう方が問題なのです。

購入時に気をつけたいライセンス許諾のポイント

よくインターネット上のショッピングサイトやオークションサイトで、高価なソフトウェアライセンスを安く販売しているようなケースが見受けられます。しかしこれらの中には、正規のルートではなく、企業や教育機関が保有するライセンスが不正に流通し、販売されているケースもあります。

ライセンス許諾のポイント

このようなサイトから購入した場合には、プロダクトキーが合わずインストールすることができなかったり、ウィルスが混入しているようなケースも実際に見受けられます。しかしながら正規に購入していないわけですから、メーカーに問い合わせても対応してもらうことはできません。

これは、安く販売しているサイトを否定する訳ではありません。むしろ目先の値段だけにとらわれず、そこで売られているライセンスが正しいかどうか見極めることが重要なのです。

組織に求められるITライセンス管理

利用者、メーカーとも許諾されたITライセンスを適切に管理することは重要です。ソフトウェアはハードウェア等とは違い複製が容易であり、近年はインターネット上から気軽にダウンロードできるため、不正にライセンスが利用されていないか管理しておくことが重要です。

大量のライセンスを保有する企業では専用のライセンス管理ソフトウェアを利用して、どこからどれだけ購入し、どのコンピュータにどのソフトウェアライセンスがインストールされているか一元管理しているケースも多くありますが、たとえ小規模な組織であっても、Excelなどでこれらの情報を管理しておくようなことも重要といえるでしょう。

まとめ

川崎屋はお客様のソフトウェア管理をサービスを行っています。ソフトウェアのライセンス管理に関するご不明な点等ございましたら、気軽に「川崎屋」までお問い合わせください。