Windows10を買ったらやっておきたい3つのバックアップ設定

Windows10を買ったらやっておきたい3つのバックアップ設定

パソコンは日々使用する中でさまざまなデータを保存していて、お気に入りの画像や動画といった使用者が操作して保存するものだけでなく、問題なくパソコンが動作するために必要な設定ファイルや機能ファイル等も随時変更・保存されていきます。

その中で万が一、最新の設定ファイルや機能ファイルに何らかの不具合が発生するとパソコンが正常に起動しなくなることがあります。

このような際、復旧のために必要なのがバックアップデータです。バックアップのデータを利用することによって、再び問題なく動作を行うことができるようになるのです。

今回は、「Windows10に標準(無料)で搭載されているバックアップ機能を使ったパソコン購入後すぐにやっておきたい3つのバックアップ設定」について記述いたします。

バックアップに必要なもの

  • Windows10がインストールされているパソコン
  • 32GB以上のUSBメモリ(「回復ドライブ」で使用)
  • 外付けハードディスクなどパソコン外部のドライブ(「ファイル履歴」で使用)

混同しやすいWindowsバックアップの単語

WindowsのOSで混同しがちなバックアップの単語を簡単に説明いたします。

リカバリメディア

パソコンを工場出荷時状態に戻すためのバックアップ用メディア(CDやDVD、USBフラッシュメモリ、外付けハードディスクなど)の総称です。「リカバリディスク」及び「回復ドライブ」につきましても保存する媒体が違うだけリカバリメディアと呼びます。

一昔前はパソコン購入時にリカバリディスクが付属されていましたが、昨今はパソコンのハードディスク内の領域に保存されています。

リカバリディスク

CDやDVD、Blu-ray等のディスクタイプのリカバリメディアをリカバリディスクと呼びます。

回復ドライブ

USBメモリや外付けハードディスクを用いて作成するリカバリメディアを回復ドライブと呼びます。

3つのバックアップ設定

システムの復元

Windows10は使用者が何か特別な操作を加えなくても定期的にシステムがどのような状態であるのかということを記録しています。この記録のことを「復元ポイント」と呼び、このポイントに戻る操作を「システムの復元」と呼びます。

システムの復元は、特定のアプリケーションやソフトウェアをインストールして不具合が発生したときなどで利用します。

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Windows10の動きがおかしくなった時などに使用するバックアップツールですね

不具合が発生した際、インストールしたアプリケーションやソフトウェアを削除しただけでは修繕できないことがありますが、「システムの復元」機能によってパソコンを不具合が発生する前の復元ポイントに戻り、問題なく使用できる状態にすることができるのです。

ただ、復元ポイントから戻ることができるデータはパソコンを動かすために必要な設定や機能のみで、全てのデータを戻すことができるわけではないので注意が必要です。

システムの復元を行っても、個人で作ったファイル(Excelやwordなど)を復元することはできません。あくまでもパソコンを動かすために必要な設定や機能のみが復元対象となります。

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ファイル履歴

ファイル履歴はUSBメモリや外付けのハードディスクをパソコンに接続し、全てのデータを自動的に保存することがでます。

よってパソコンを操作するために必要なデータだけでなく、個人で作ったexcelやwordなどのオフィスファイルや画像や動画といったものまで保存可能です。

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ファイル履歴は、パソコンを購入したばかりの初期状態では設定が有効になっていないため、万が一に備え、設定を有効にしてください。

ファイル履歴は、誤って大事なデータを消去してしまった時や誤ってファイルを上書きした際などで利用します。

もし大事な写真やexcelやwordなどのオフィスデータを消去または上書きしてしまっても、「ファイル履歴」設定を行っていればUSBメモリや外付けのハードディスクに自動で保存されているデータを取り出し、復元を行えば、そのデータを失うことを防ぐことができます。

復元されるファイルは、USBメモリや外付けのハードディスクに自動的に保存された時点のファイルになりますので、ご注意ください

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回復ドライブ

最後に解説する機能は回復ドライブです。パソコンを問題なく動かすための設定や機能のデータを保存した「USBメモリ」や「外付けハードディスク」などのデータ記憶装置のことを回復ドライブと呼びます。

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回復ドライブはパソコンを購入後に設定して作成するものです。パソコンが手元に届いたらすぐに作成しましょう

回復ドライブは、パソコンを起動するための設定や機能のデータを再インストールする時などに利用します。

これまで説明した「システムの復元」と「ファイル履歴」は、誤った操作やトラブルでパソコンに問題が発生した際に、不具合が生じる以前の状態に戻すというものでした。

しかし、復元ポイントなどを確認しても特に問題点が見つからないにもかかわらず、パソコンが不具合を起こしてしまう場合があります。この場合、「回復ドライブ」を使用しパソコンを起動するための設定や機能のデータを工場出荷時に初期化し症状の改善を図ります。

回復ドライブに使うメディア

パソコン機種によっては外付けハードディスクも可能と記載がありますが32GB以上のUSBメモリの利用をオススメします。

パソコンのハードディスク内にあるリカバリ領域に問題があった場合、リカバリが出来なくなりますので、別途、USBメモリで回復ドライブを作成するようにしてください。

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まとめ

上記3つのバックアップ(システムの復元、ファイル履歴、回復ドライブ)が正常に動作していれば通常はwindows10のデータリカバリー(復旧)が可能となります。

なお、複数台のパソコンのバックアップをまとめて取得し管理したいなどのご要件がなければ、Windows10の標準バックアップ機能は十分すぎるほど優秀です。

また操作や設定も直感的でわかりやすくパソコンに詳しくない方でも設定は可能です。

パソコンのトラブルは必ず起きるものであることを認知いただき、トラブルが発生する前にバックアップを取得するよう設定ください。

データを失う前にバックアップデータを失う前にバックアップ